犬の病気は沢山ある・・・
今回は、ゴールデンレッドリバーの「きなこ」の指について
毛が長くて気づかなかった・・・・ごめんね
ゴールデンウイーク前に、ゴックカットサロンでサマーカットをしてもらったのです。
その時に、発覚しました・・・
「右手の狼爪(ろうそう)が、腐ってますよ・・・・」
えええええ・・ショック・・・・「きなこ 痛かったね・・・ごめんね・・」
早速、ワンコ先生に電話をしおて、往診をお願いしました。
狼爪(ろうそう)とは、親指の爪・前足にあります。
きなこ ちゃんです
右手の症状はこんな状態です
もっと、アップにしますね・・・
赤く、皮膚が飛び出てます・・・
痛そうですね・・・
ここを、気になるのでペロペロなめてしまいますます悪化・・・
本来は、自分の免疫で開いた傷口が閉じるのですが、なめすぎてしまいどんどんと、皮膚が盛り上がってきてしまいました・
舐めなくなれば、手術なしてOKとの診断結果
きなこ・・舐めないでね
先生からの治療方法は
薬を塗るように・・とのことでした。
(たしかこの薬は、ダルメシアンごましおにもらっておいた薬と同じ)
耳血腫 治療は注射器・写真で紹介(2009.3.5ブログ記載)
動物用医薬品 ビヒタスSMTクリーム 20g (オルビフロキサンシ)
犬・ネコ用ニューキノロン外耳炎・皮膚感染症治療剤
販売 大日本住友製薬株式会社・ 製造販売元 東興薬品興行株式会社
我が家の、きなこはおかげさまで完治しました。
約1ヶ月半かかりましたが・・・
今は、綺麗な爪になりました・・・良かった・・・
狼爪(ろうそう・ロウソウ)のウンチク
犬・猫には前足についてる親指のことです。
文字からの連想どおり、犬の祖先 狼の爪・・・のなごり・・・
犬の祖先である狼が野生で獲物を狩るときに、岩場などで体・足のバランスを保つため・雪一面の地面で動きやすいように、長い時間駆け足で獲物の追跡をする必要性から、狼爪が重要な役割をしていました。
猫には後ろ足には、通常はついてません。犬は、後ろ足に狼爪(ろうそう)がついてる子と付いてない子がいます。
狼爪(ろうそう)が、あっても、なくても異常ではないのです。
爪が伸びると、犬の場合は爪の中にも、血管・神経が伸びてきます。その爪を切ろうとすると出血したり、痛がって切らせてくれません。
爪が伸びてると、どこかに引っ掛けて折ってしまうことがあります。傷自体はたいしたことはなくても、出血量が多いことがありあます。
折れた爪は、途中だったり根元だったりします。出血が止まりにくいので、傷口をなめてしまうのです、包帯を巻くと凄く大げさになってしまいます。
すごく伸びて、爪が皮膚に刺さってしまうとさらに大変・・・。爪が刺さった皮膚が炎症を起こし膿が溜まってしまうことがあります。そうした場合は爪を切除し消毒、痛いので麻酔をしての手術も必要となります。
他の病気には、周囲炎があります。
爪の周囲の皮膚が炎症を起こしてしまいます。細菌感染・アレルギー・外傷などの原因・動物のストレスによってなめて炎症をさらにひどくしてしまう場合もあります。足は動物の口が届くので、なめてしまうこともあります。
予防は、家庭でこまめに爪の管理をして、切ってあげることです。
家庭で切れなかったら、動物病院・ペットサロンなどでも行ってくれます・・・
ブラシングなどで、口が利けないペットの体を常に見てあげることが、大切なのですね・・・