東北被災地  陸前高田2日目  2011.6.13-1

2011.6.

東北地方太平洋沖地震の被災地 2日目

 

1泊目の住田基地にお礼をいいながら、また被災地の陸前高田に戻ることにしました。

 昨夜は、寝れなかった。

  体の疲れはあるのだが、心の衝撃が大きく脳が寝ることを許さなかったのだと思う。

 

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一面

家があったはずの場所には、何もなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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あるべきはずの線路もなかった。

全てが、津波によって

持ち去られてしまった・・

 

 

 

 

 

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日常生活用品が

 浮かんでいる・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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液晶薄型テレビも、

冷蔵庫も

 全ての物が

  瓦礫となり

    ここにある

 

 

 

 

 

 

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奥に撮影さえれた

 山々の木々

  色が赤茶になっている場所まで、水はやってきてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

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 大切な家・会社・・

 全ての木材などが

  ここに集められている

どんなに集めても

 まだまだある・・

 

 

 

 

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広大な平野は、かつてはにぎわっていた家々があり、多くの人たちの笑い声や活気に満ちあふれていたに違いない・・と思うと、心が痛む

 

 

 

 

 

 

CIMG1754.jpg電柱は見るもの全て  太い鉄筋も入っているにも限らず、倒れている

何かでなぎ倒されて状況

 

全ての電柱が同じ状況となっていた 

津波の威力と凄さが伺われる 

 

 

 

360度全てが、同じように見えてしまう

 本来は、360度全ては違う景色であったと思うと、

   心が痛む・・・ 

 

 

 

 

 

 

陸前高田 キャンプ場所は住田基地にお世話になりました

2011.6.12〔日)

 やたらには、テントを張れないので確認をしたのですが、陸前高田にはその場所はなっかた。

 

あれやこれや・・と、iPhoneを活用して探しても・・見つからず・・

  到着したのが

 

住田町災害ボランティアセンター「住田町基地」

「陸前高田市や大船渡市へボランティアに行かれる方の宿泊を支援するため、住田町のみなさんのご好意で宿泊施設を開放しています!」とPCに紹介があり、今回の私たちの宿泊について確認をしました。

 住田町基地
 電 話 080-2820-2058
 メール sumita.vc@gmail.com    

 

住田基地は、小学校跡地で、現在地域の公民館になってます。が、今回は地元の方の暖かいお心で私たちに開放してくださってました。

校舎の中でも宿泊できますが、私たちはグランドでテントにて宿泊させていただくことにしました。

 

 

 

 

 
 
  
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 災害ボランティアの方に・・  菜園がありました

 とても、スタッフの方々も、親切でありがたかったです。

 

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綺麗な校舎の中で、宿泊が可能です

  お風呂も使用できます。 

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   更衣室も数個あり、脱着も出来ありがたい施設です。

 

 

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 色々な、商品も置いてありました。

  お隣のテント泊の男性は、香川県から3週間こちらで生活して活動されてるそうです。

  来週には1000円の高速料金の特典がなくなるので、厳しい・・とお話してました。

   香川県からの、ガソリン代もかなりかかり、高速代も特典がなくなると大変ですよね・

    みんな、行動してることに、感謝でした。

     ありがとうございます。

 

 校庭には、テントを張ることが出来ます。

 水もあり、トイレもあり、大変ありがたい施設です。

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  右は宿泊用のテント

左は更衣・トイレ・物置として使用

 

 

 

 

 

犬のテント 

 

その日は、東北1日目であり、劇的な光景に衝撃があり寝ることが出来なかった。

 体は疲れているのに、脳は休むことを拒否している。

   なかなか、寝付かれなかった・・・・

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朝食は

カセットコンロで食事の準備です。

 

    本当に、カセットコンロは優れもので、フライパン・なべ・やかんも持参すれば、簡単な料理が出来るので、良かった・・

 

 

食事を終えて、お借りした場所の周辺を綺麗に清掃して、出発します。

 東北   陸前高田の事実   2011.6.12撮影

 2011.6.12 

 

東北地方太平洋沖地震(とうほくちほうたいへいようおきじしん)

「平成23年(2011年 )3月11日14時46分18.1秒、

日本の太平洋三陸沖を震源として発生した地震。

東日本大震災を引き起こし、東日本を中心に甚大な被害をもたらした。」

 

毎日毎日・・・テレビ・紙面・ラジオで報道される。

  私といえば、お茶を呑みながら、夕食を作りながら・・・

   昨日も今日も大きな生活の変化もなく、被災の報道を観ている。

    お水も電気も・・全て満足にある中の生活をしている。

     心や言葉で「平穏に暮らせることに感謝・・」と言っているものの・・

       本当に感謝できているのであろうか・・・?

 

そう思っている時に、知人と話している中で「東北に行こう・・}なった。

 結局、自給自足で被災地の皆様にご迷惑がかからないように・・を肝に命じ

  ボランティアではないく、被災地の状況を正確に観て感じて、

    自分の身の回りの人にお話することが

      東北の復興応援へとつながると思ったのです。

 

 

人間2人と犬1匹での、東北へのテント生活のスタートとなりました。

 

準備のテント〔人間用と犬用)を用意して、寝袋も容易・・・

  食事の材料、カセットコンロとカセットボンベ、クーラーボックス、蚊取り線香、水、懐中電灯・・・

 

 

2011.6.12〔日)

   横浜から出発(高速道路休日1000円の特典もあつ数日となっていた)

   まずは陸前高田に向かい、15時頃に到着となる。

 

   驚いた・・愕然とした・・・

     景色は一変していた

       普通の光景〔生活している民家)が、線を引いたように

         全てのものが消えていた・・・

           全ての想いでも、人も、笑顔も・・・どこに行ってしまったのか・・

             一瞬の出来事が、全てを持っていってしまった・・

 

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      この場所にどんな建物があったかすら、わからない・・

 

 

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            日常商品があった・・

 

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    電柱は、全て倒れている 

 

 

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   この建ってる電柱は、震災後に新たに建てられたものです。

     道路は、自動車が通行できるようになっていた。CIMG1703.jpg 

ふと思う

仮に、「私が海外にいて、  この震災を知らなかったら・・」

この、光景を観てどう思うのだろう・・

 「宇宙人に襲撃されたのか・・人間には到底出来ない破壊だった・・」

       外が暗くなる前に・・・

           1日目の宿泊場所を決めなくてはいけない・・・